群馬事業本部設備部信号通信技術ユニット

デジタル列車無線用LCX健全性確認システム

安全性向上
デジタル列車無線用LCX健全性確認システムは、トンネル内のLCXの異常を検知する装置です。LCXから送出される電波の正常時の受信レベルと実際の受信レベルを比較することで、容易にLCXの健全性を確認することが可能です。東日本旅客鉄道株式会社の保守ノウハウと大井電気の監視技術・無線技術・低消費電力技術を用いて、共同で開発したシステムです。
問い合わせ先

大井電気株式会社

概要

有線方式の特徴

・デジタル列車無線で使用しているLCX(漏洩同軸ケーブル)の異常を検知します(有線方式/無線方式)

・内蔵リチウム電池にて5年以上の連続動作が可能です(有線方式/無線方式)

・在来線用/新幹線用を切り替えスイッチにて変更可能です(有線方式/無線方式)

・既設のデジタル列車無線システムを変更することなく追加設置が可能です(有線方式/無線方式)

・測定用アンテナで取得したLCXの電界強度が低下すると送信機より接点出力を行います(有線方式)

無線方式の特徴

・測定用アンテナで取得したLCXの電界強度が低下すると送信機からLoRa方式の無線通信で受信機に接点情報を伝送し、受信機から接点出力を行います(無線方式)

・接点情報ケーブルを端子台まで接続する際に、端子台までの距離が長くなってしまう場合や、線路横断が必要となる場合に有効です(無線方式)

効果

デジタル列車無線用LCX健全性確認システムの効果

・これまで年に2回の電気検測車でLCXの健全性を確認していましたが、本システムを導入することにより1時間に1回の監視を行うことが可能となります。

・このシステムにより異常状態の早期発見が出来、設備の早期修繕が可能となります。

導入事例

2026年9月時点 
東日本旅客鉄道株式会社 群馬事業本部
群馬事業本部管内の各トンネル 有線方式:6式 無線方式:1式

製品仕様

  • 電源
    内蔵リチウム電池
  • バッテリ動作時間
    5年以上
  • 質量
    1kg以下 ※本体
  • 寸法
    125(W)×125(H)×60(D)mm 
  • 電界強度監視可能な周波数帯
    在来線デジタル列車無線基地局送信周波数帯域、新幹線デジタル列車無線基地局送信周波数帯域
  • 受信レベル
    -90~-10dBm

開発パートナー